おかトレ。

晴れの国岡山でトレイルランニング始めてみました!

山の日

山の日である。

そこまで登山等に興味があるわけでもなかったが、

トレイルを走るようになって少しは興味が出て来た。

 

 

安室奈美恵があと少しで引退する、平成最後。。

異常気象とやらで各地が猛暑に包まれ、

大雨により甚大な被害も出た今年。

 

 

安室奈美恵同い年

厄年真っ只中のの活躍も、

同い年として目が離せない。。

 

である。。

TJARでは絶対的な強さを持つ、

まさに日本の山岳王

 

 

望月将悟

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2年毎の開催、

www.tjar.jp

TJARトランスジャパンアルプスレース

がいよいよ開催される。

TVで過去に2度ほど放送され、

ご存知の方も多いことでしょう。

私も何度も、何度も見ました。

いい年のおっさん達が頑張っている姿がね、、

イイですよね、、

いつか、三伏峠には行って見たい。

聖岳も気になるな、、

 

 

同じTVでも

UTMBUTMFなどのトレイルレースの映像は

ほんの少しカジっているので

その辛さやキツさが少しわかるだけに、

憧れ目標になる、、

その点、TJARに関してはトレイルランニングとは

別次元すぎて単純に凄いな、、と、傍観できる。。

 

 

 

もちろん山岳王の本も読ませてもらった。

彼の生い立ちや強さの秘密が垣間見れる本であった。

普段の生活から、がある、トレイルがある。

 

 

非常に読みやすい。

すぐ読めます。。

 

 

TJARも是非頑張ってもらいたい!!

5連覇なるか?!

いやいや、そんなことはどちらでもよい、、

みなさん無事で完走してもらいたいですね!

 

 

 

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早朝

朝4時を回ったくらいか、、

辺りがぼんやりと明るくなり始めた。

と、同時に ”ひぐらし” の

「カナカナカナカナ〜」

が幾重にも重なり、

綺麗な音色を奏でている。

夕暮れ時に聞くと儚く切ないような、

夏の終わりを感じるような声だが、

日の出間近に聞くとまた違った感じに聞こえて来る。

 

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昨夜からの夜通し練習をねぎらってもらってるような、

まだまだこれからだ!と励まされているような、、

眠気もあるなか変な高揚感に包まれる。

 

 

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朝日が顔を出して来た。

燃えるような真っ赤な朝焼けに元気をもらう。

練習も終わりが近い。

 

 

トレラン先輩が再び海外レースにチャレンジする。

 

 

昨年も夜通し練習など

付き合えるものには付き合ったのだが、

私と先輩とでは差があり過ぎで

いい練習になってないのでは?と思い、

今年は私なりに考えて練習に付き合った。

全てのコースを一緒に回ると待たせるばかりなので、

途中をショートカットして来るのを待つ。。

もちろん夜なので時間を決めて逆走するように。。

 

 

しかし夜というのは不安なもので、

ただの数分たっただけで大丈夫かな?

来てるかな?と気になる、、

少し逆走して迎えに行ってみる。

からしっかりとした足取りでライトが近づいて来る。

当たり前だ。。来るに決まっている。。

 

 

ヘッドライトの明かり越しに見えるトレラン先輩は

笑ってるのか?キツくて疲れた顔?なのかはわからないが、

いい仕上がり感は伝わって来る。

昨年よりもいい感じに見える。

 

 

私自身が待っていたことがないから

そう見えるだけかもしれないが、、

 

 

3週目を回っている途中で冒頭のように明るくなり始め、

ショートカットして待ち合わせの分岐で待つ。

途中写真を撮ったりしたので急いで分岐へ向かう。

なかなか来ない、、

先ほどは5分ほどで来たのだが、

やはりキツいのか、、

 

 

にしても、遅い。。

何かあったのか?

 

 

すると、私が降りて来た山頂の方、、

逆側から颯爽と駆け下りて来た、、

 

 

え?!と面食らった私を見ながらニコニコ笑っている。

 

 

『朝焼けがあまりにも綺麗で写真スポットまで行ってた!!

この朝焼けは撮らないとね!!』

 

 

写真スポットは結構遠いはずなのに、

この疲労度の中下りをあのスピードで走れる、、

やはりいい仕上がり具合だ。。

 

 

 

 

昨年よりもさらに楽しんできてもらいたい!

 ファイトーーーーー!! 

 

 

 

 

私は、秋に1レースを考えていたのだが、、

例の豪雨により開催中止となった。

非常に残念ではあるが、

運営、地域の方、ボランティアの方、選手含め

みんなが笑顔になれるようなレースにならないとね!

 

1日でも早く普段の生活に戻りますように。。

 

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水分とって頑張ろう!

暑い日が続いています。。

…(;´Д`A “…

体調など崩されていないですか?

 

なかなか思うように走れないですね、、

 

冬場に朝ランをしている時は1時間で約10kmを目標に。。

これが夏場になると暑くて走れないので、距離的には半分、、しかも、ほぼ歩き。。

 

だって暑いんだもん。。

彡(-ω-;)彡。。

 

夏も帰宅ランも朝ランも積極的に頑張ろうと考えた私。

走る時の準備をササッとできた方がいい!

なにせすぐに走りたくない病がでてしまうので、、

冬場の1時間くらいなら水分はいらないが、

今の季節は危険。。

ウェストベルトにソフトフラスク入れて走ってみたり。トレイル行くみたいにザックで水持って、、

いやいや、、面倒だ、、

洗うものも増えるし、準備も面倒、、

ってことで、夏前にこんなものを購入していた。。

 

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シンプルハイドレーションボトル

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パンツにさせる、、

ただそれだけ。。シンプル。。

ミニマムに走れます!

 

販売サイトさんにも書かれてたし、レビュー見ても元からついている蓋だとかなり具合が悪く漏れるので専用蓋とセットで購入すべし、、と、、

そこまで漏れるならメーカーがどうにかせーよと思いましたが、そこはアメリカブランド、、

小さいことを気にしたらあきません、、

(*`▽´*)ウヒョヒョ…

 

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青い方が元からの蓋、、

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こちらが専用蓋、、

中にねシリコンのパッキンがついてるから漏れないと。。

書いてて、、

これもなかなかの曲者で、

こういう状態で届いたから、このままつけますよね、、

そしたら普通に走ると漏れて、漏れて

短パンビチャビチャです。。

初めての使用は夏前だったのでお漏らし状態です。。

 

試行錯誤しながら、パッキンを蓋の内側の溝に収めてみると漏れないことを発見しつつ使ってみる、、

しかし、洗うたびにパッキンが外れる。。

濡れるとはめることもできず、、

走る前からかなりのストレス。。

なんだ?この蓋は??

( ・ὢ・ ) ムムッ

 

もう使うのやめようかと思った時に、、

気づいた、、

パッキン本体の方につけたらえんじゃね?

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問題解決!

いやー今まで何で気づかなかったのだろうか、、

こうやって使うもんなんだな、、

書いといて欲しいぜ。。

あやうくお蔵入り寸前だった。。

 

いや、こんなことは書かなくてもわかるだろ?

的な感じのことかな。。(ノω<;)…

 

あと一つ問題が、、、

クオリティーが値段の割に低いと書かれていたのはチラホラ見ていたのですが、、

ボトルの構造的にパンツの中に入る側の底部分。

製作時にどうしてもできてしまうバリが痛い。。

紙やすりで丁寧に磨きました。。

 

そうするとどうでしょう!

快適に使えます!!

 

パパッと用意できて、

お水の量も350mlと絶妙な量で文句なし!

 

あ、、

紐で縛るタイプのパンツじゃないと走れません。。

。。(´・ω・`)。。

 

あとは走るだけ!

 

ガンバロー

 

 

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1日でも早く。

よく降る雨だなぁ、、

携帯の緊急情報にビクビクしながら、

7日の朝を迎え。。。

 

1日中、大雨の中仕事を終わらし帰宅。

その日は携帯が鳴りっぱなしでした。。

 

夜になって外の様子と比例するように

携帯も激しく鳴り響き。。

 

常々 ”晴れの国” と言っていた岡山にもこんなに雨降るんだなぁ、、と、、

 

報道に流れているので知っているかもしれません。。

 

倉敷市真備町で川が決壊して、、と、、

 

22:30

小田川氾濫警戒情報 緊急避難

 

の防災メールを見て真備町に住んでいる

20年来の知り合いにメールする。。

 

「大丈夫?」

『え?!ヤバイかな?』

「近くに川ないの?」

小田川高梁川とあるよ、、』

「マズいんじゃないの?」

 

 

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気づけばあたり一面飲み込まれています。。

 

アッという間に。。

 

知人は、避難して無事でした。。

 

 

 

 

私も倉敷市に住んでいます。

この真備町というのは十数年前に倉敷市と合併した場所で、高梁川小田川に田園風景の広がる綺麗なところ。。

 

 

正直ここまでなるとは思いもしなかった。。

 

災害とはそういうものなのかもしれませんが、、

 

テレビで見ていると他人事ではありますが、

ここまで近くであると他人事とは到底思えません。。

 

テレビでの報道は確かにいい部分はあるのですが、

報道で出ているだけが全てではなく、、

この高梁川沿いを含め、

色々な場所で被害が出ています。

恐らく報道によく上がっている

広島、岡山以外にも

被害に遭われている方はたくさんいると思います。

 

 

岡山の中だけでも、

本当に色々な場所で被害の話がでているので、、

 

西日本全域、いや、今回この雨雲が通った地域には少なからず被害が出ているでしょう。。

 

 

幸い私は被害に遭遇しなかった、、

 

 

何か少しでも力になれるように。。

 

みなさんの力を少しでも貸してやってください。

 

 

今回の被害に遭われた方を含め、

過去に災害にあった方々みなさんに

平穏な生活が1日でも早く戻りますように、、

 

 

 

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アツい。

熱い!

あつい!!

アツい!!!

 

熱戦が終わりました。。( ´∀`)…

 

よく頑張った日本代表!

感動をありがとう!!

深夜にもかかわらず盛り上がった。。

(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)!!

 

 

 

 

先日休みの日に

次の予定への間に時間が空いたので

久々に本屋をぐるぐる。。

 

 

何か読みたい本でもないか、、

 

 

この本屋ってのは

”その時”自分が興味があるコトやモノ

の本の前で立ち止まることが多い。

 

ネットの本屋は

”過去に”買ったモノから興味のありそうなものを

チョイスしてくれる。。

 

そういう意味ではリアル本屋の存在価値は大きいな。。

 

 

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ランニングをとっくに始めてるけど、

する前に読む本買ってみた。。

 

読んだからって速くはならんだろうが、、

読んだからって楽にもならんだろうが、、

 

”へぇ〜”ってなりたいから読んでみよう!!

 

 

 

暑くなる季節。。

楽しく走ろう!!

 

 

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いい塩梅。梅雨。。

梅雨デス。。

 

今週に入り梅雨らしく天気予報が雨マークばかり。。

 

 

梅といえば、、

 

先日のレースで使えるかなーと、

使ってみたら良かったのでご紹介!

 

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塩梅水

まったく新しくて、もっとも古いハイポトニック飲料が遂に発売 塩梅水は合成甘味料、着色料、香料を使っていない点でまったく新しい商品です。 しかし原材料として使用している海塩、梅干し、シソ、てんさい糖は昔から親しまれている伝統的な日本の食品です。古くから日本人に知られた素材で作ったものなので、もっとも古いハイポトニック飲料というわけです。 ゼンニュートリションのスポーツと栄養補給に対する考えがこの塩梅水にも顕われているのです。 補給ヲ今一度塩梅致シ申候とは、坂本龍馬が姉に当てた手紙の 一文日本ヲ今一度洗濯致シ申候を引用しています。 スポーツ時の水分補給を真摯に考えて作った塩梅水をぜひお試しください。(画像、説明:販売サイト様より引用)

 

巷で流行っている?

”コーヒー屋さんのジェル”

を大会用に購入した時にそのお店に売っていたので、

気になって購入したのですが、、

 

梅好きな自分としてはかなり良かった。。

 

美味しかった。。

 

変に甘くなく、絶妙な塩加減の奥に感じる梅、ウメェ〜( ´∀`)ゲラゲラ

 

疲れてスポーツドリンクも甘く感じて飲めなくなった時に

フッと思い出し、、飲んでみたら最高でした。。

 

 

2袋持っていたのですが、もっと買っとけばよかった。。

と、後悔しながら走りました。。

 

 

 

あと、もう一つはこちら、、

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ウルトラミネラルタブレット

トップスピードウルトラミネラルタブレットは、運動時の発汗で失うミネラルを効率よく補給するための電解質ドリンク用タブレット。通常のスポーツドリンクでは摂取しきれない「ナトリウム、カリウムマグネシウム、リン」をしっかり補給することを目的にしています。発汗のミネラル不足によるパフォーマンスの低下を抑制し、ミネラルバランスを保ちゴールを目指します。(画像、説明:メーカーHPより)

 

これは定番なんですかね?

ジェル買いに行った先で見つけて買ってみました!

 

片方のボトルには先ほどの塩梅水、

もう片方にはこのタブレット

 

エイドに着いてスポドリはもういらね、、

水、、水、、、

 

はっっっ( ゚ ω ゚ ) ! !

そうだ、入れてみよう、、

シュワーーーーーー!!

えっっっ?!

タ・ン・サ・ン??

(; ゚ ロ゚)ナン!( ; ロ゚)゚ デス!!( ; ロ)゚ ゚トー!!

 

昔懐かしい、水に溶かしてシュワーです。。

重曹パワーです!

 

これにはビックリでした。。

いや、そんなん今頃言われても、、

的な感じでしょうけどね、、

知らなかったもんで。。

(;´Д`A “。。

 

 

水しかないエイドでいきなりシュワーが飲めるとは、、

嬉しかったですが、、

味は、、、

甘くなく飲みやすいが、

美味しくはない。。

シュワーも初めは、おっっ!となって飲むけど、、

空腹にがぶ飲みするとお腹苦しい。。

 

 

タブレットなので持ち運びは良かったですね!

 

 

ジップロックに入れてザックの隅の方に入れれますのでね!

飲みたい時に新鮮なシュワーです。。

 

ザックのいつもは使わない小さなポケットに入れておいたのですが、

帰宅してザックを洗って、干して、、、

その膨らみに気づいて、、

取り出して、、

勿体無いなと、、

練習の時にでも使うかーと、、

使ってみたらシュワー感ゼロ。。(ノω<;)…

 

洗う前にポケットは要確認。。

…(´・ω・`)…

 

 

さぁ〜梅雨に負けずに走りに行こう!!

 ⇩   ⇩地震は大丈夫でしたか?こちらも結構揺れました。。怖かった。。

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特等席

第3回 ひろしま恐羅漢トレイル

 

Bループに突入!!

 

緩やかな、ハイキングで来たら楽しそうなトレイルを進む。

 

足はダルいが走れないこともない。。

 

手にはバナナを握りしめて先を急ぐ。。

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持って走るのは邪魔だったが、、

固形物がよかった。。

 

気温は上がっているだろうが、

森の中はそこまで暑く感じない。。

 

さて、次の難所はどこだ?

ポケットに手をやりコース図を出そうとした、、

 

 

あ。。(゚Д゚;)

 

 

入れ替えるの忘れた…(´-ω-`;)ゞポリポリ

 

1枚ずつラミネートしてドロップバックに

入れておいたのがまずかったか。。

通過予定時間の目標が。。

 

頑張って走るしかない。。

 

覚えていたのは、

最初のウォータステーションが

12:30だったような。。

10kmもなかったと思うので大丈夫か。。

 

とりあえず頑張ろう!

 

トレイルを抜け、お約束の林道だ。。

バナナを口に運びながら進む。。

 

遮るものがないとなかなか暑いな。。

 

 

アツい。。

 

バナナ、、

モウイラネ…

 

水。。

 

 

( ゚ ω ゚ ) ! !

疲れているのに、、

危険センサーは敏感だ、、

 

ヘビだ。。((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル…

 

どこかで出会うだろうとは思っていたが…

めちゃくちゃ苦手だ。。

 

ジャンプして超えるか、、

いや、、怖い。。

 

遠目からの投石で、

草むらへ消えていってくれた。。

 

バナナを握り直し、

いざ恐羅漢山へ!

 

登山ルートを示す看板に山頂60分と書いてあった。

なかなかの山だな。。

頑張ろう。。

 

登る、、が、足が痛くてペースが上がらない。。

いや痛いのはあたりまえ。。

皆同じだ。。

登れ。。

苦しそうな人を抜いたり、抜かれたり。。

こんなんじゃダメだ。。

 

しかし、5分ほど登っては立ち止まってしまう。。

いかんぞ、、こんなに登れないもんか。。

 

くそっっっ

 

後ろから、元気な足取りで選手が来る。

端により道を譲る。。

『あ!同じ靴ですね!』

ハッと、、見上げて、、

「ホントですね。。」

苦しくてしかめっ面だったかもしれない。。

ここくらいは笑顔で行きたい。。

「ザックも同じですね!」

『あ!ホントだ!!頑張りましょう!!』

 

太陽に照らされ好青年に見えた彼は足早に消えて行った。。

 

 

苦しい時間が続く。。

湧き水からコップで水を汲み首元にかけているおっちゃん。。

そりゃ暑いしキツいよな。。

横目で見ながら追い抜いて上がる。。

 

 

少し上がると、女性ランナーが苦しそうにしていた。。

『胃をやられてキツいんですよね…』

「頑張りましょう!」

 

と声をかけ登る。。

 

少し登ると同じように座っている男性選手も。。

『胃をやられて。。こんなはずじゃなっかたのに。。』

 

 

少し会話をして、登る。。

 

 

 

 

後ろの方から元気な声が近づいて来る。。

 

後ろを振り返ってみると、

アフロランナーのSさんが登って来ている!

『Cループのスイーパーなんですよ!』

『さぁ〜行きましょう!時間的には全然大丈夫ですよ!』

 

と、元気に登っている。。

 

すごい。。

さすがアフロでUTMFを完走するランナーだ。。

 

会話を交わして気を紛らわせてもらいながら登る。。

 

 

ようやく山頂!

Sさんは元気に動画を撮っている。。

 

私もカメラは持っていたのに

Bループに入ってほぼ撮っていなかった。。

 

 

”ここ撮ったらかっこいいかな?

いい景色だな!

とか、思わない?

俺はそう思うから撮るんだ。。

それが気持ちの切り替えになるんだよね。。”

 

トレラン先輩言ってたな。。 

 

 

 

山頂からは、歩行区間が800mほど続く。

Sさんと会話をしながら歩いていく。。

急ぎたいけど、歩くと意外に長い。。

 

ようやく歩行区間が終わった。

恐羅漢山山頂。

 

時計に目をやると、12時くらいだったか。。

 

あと少しとは聞いていたが、

次のエイドまで間に合うのか?

 

不安になって走り出す。。

 

 

ぐんぐん下りを飛ばす!

 

けっこうな下りだ。。

 

滑りそうだが、、関係ない!

 

 こんなところで関門にかかるわけにはいかない。。

 

この日一番の走りじゃないだろうかと思うほど。。

 

こんなに走れる力が残ってたのか。。

 

ちらちら時計に目をやりながら、、

 

 

遠くに声が聞こえる。。

 

あと少し!

 

 

が、あと少しが遠い。。

 

トレイルを抜けロードへ、、

 

少しいくと疲れ切った顔で座り込む選手の姿が目に飛び込む。

 

ウォターステーションへ到着。。

 

関門10分前だった。。

 

出発時刻が制限のはずなので急いで水を補給する。

 

 

屈伸を数回繰り返し5分ほどで出発。。

 

座っていた人の大半はここでリタイヤするようだった。。

 

 

 

さぁ〜2つ目の山だ。

Bループは大きく言えば3つの山を越えればいいのは覚えていた。

あと2つ。。

 

ガレ場の登山道へ分け入っていく。。

 

さっきの下りの勢いはどこえやら、、

やはり登りはキツい。。

 

登りがきついのはあたりまえ。。

この登りはずっと続くわけじゃない。。

 

。。(´・ω・`)

 

俺、ゴールするんだ。。

 

 

さっきのエイドが関門ギリギリ、、

次の関門はメイン会場のあるゴール地点が16:30だと聞いた。。

次のエイドから、最後は何kmあるんだろう、、

携帯で確認しようにも、電波が悪い。。

 

ざっと考えても、次のエイドまで10km弱、、

その次も10km弱、、

 

次のエイドからメイン会場まで2時間はかかるか、、

 

そうするとここから次のエイドまでも2時間、、

いや、2時間以内でいかないとなかなかキツいな。。

 

?。。あってるのか。。

 

苦しいさを紛らわそうと考えるとよくわからなくなる。。

 

とりあえず進め。。

 

さっきのエイドがギリギリだったからもう越されることはないのかな。。?

 

と思っていると、一人のおっちゃんに抜かれた。。

 

 

くぅ、、おっちゃんすごいな、、

少し登ると沢の水をコップで汲んで首からかけてた、、

 

思わず僕も水に手をつける。。

 

「気持ちいいですね」

『コップ使うかい?』

「大丈夫です。ありがとうございます。そう言えば先ほどもかけてましたよね」

『体が暑くてやれんよね。。掛けながら行かんと。。』

 

おっちゃん、、苦しいながらも、いい顔してたな。

 

 

先を急いだ。。

 

 

急いだって言葉に書くほどのスピードではない。。

ゆっくりゆっくり、、

何人か越す。。

 

 

気づけばBループに出てからバナナ数個しか食べていなかった。

 

 

暑いんだか、寒いんだか、、

喉が乾いてんだか、乾いてないのか、、

お腹も空いてないような。。

 

周りの木々が低くなって来る。。

 

頂上だ。。

 

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スタッフの方にあとは下るだけですかね?と聞くと、、

 

『下りだけじゃないかな、、

下って、登って。下って、登って、、ガーーっと下るかな。。』

 

わかりやすい。。

 

よし!行こう!

14:30にはつきたいしな。。

 

下りはそこまではスピードは出ないが走れないことはない。。

下りで何人か越しては、登りで抜かれるを繰り返す。。

 

アフロSさんが追いついて来た。

『ペーサー来ましたよ〜』

 

先ほどのウォーターステーションまではペーサーで引っ張ってもらって、、いなかったら間に合っていなかったかも。。

ここでも食らいつきたかったが、、

 

 

登りで追いつけず。。

 

 

登りになると立ち止まってしまう。。

苦しい。。

こんなもんか。。

 

 

切り立った下りに出る、、

少し下ると両足太ももが悲鳴を上げ始める。。

 

先ほどまでは下りではそこそこ走れてたのに。。

 

何度か抜いたり、抜かれたりを繰り返して何度かお話をしていた小さな金髪アフロさんに尋ねた。。

 

「どのくらい下るんですかね?」

『あと3kmくらいはあると思うよ。。

この時間だと、次に関門厳しいかもね。。僕は次で、、、』

 

時計に目をやると14:30くらいだったか。。

もうエイドにいないとダメな時間だった。。

( 。-ω-)-ω-)-ω-) シーン・・・

 

急ごう。。

『頑張って!!』

の掛け声をもらって走り始めた。。

 

が、走れん。。

 

フトモモイテェ…(ノω<;)…

 

急な下りでブレーキかけ過ぎなんだろうな。。

今更か。。

 

くそっっっ

 

 

いつまで続くのだ?まだか?

と2、3度思ったか、、

時間的に焦ってるからか。。

 

ようやくロードに出た。。

後ろから同じように下って来たランナーさんと

「ようやく出ましたね、、」と、、

 

走って下りたいが、ガクガクして思うように進めない。。

 

トボトボ歩いていると

苦しそうな顔した選手が前方からやって来た。。

 

?どうした?

 

ロードを1kmほど下るとエイド。。

そこから折り返して向かいの山へ入っていくコースだそうな。。

よく見るとはるか向こうにも選手が見える。。

 

あそこまで行くのか。。

 

。。。

 

Σ(´□` ) ハゥ…

マタ蛇ダ…

 

 

エイドには数名の選手がリタイヤをしていた。。

時刻にして15時。。

あと10km。。1山半。。

残り90分。。

今の足、、いや、今の精神力では無理。。

スイーパーのアフロSさんもかなり前に出たようで。。

 

私はリタイヤを決めた。

 

この時点ではあまりにもできなさ過ぎて悔しさすらなく、

今の実力では到底無理だ。。なと。。

 

 

足の痛みで座ったりもできずに

顔を洗ったりウロウロしていると、

 

首に水をかけてたおっちゃんが頭から水をかぶって

確かな足取りでゴール地点へと向かって行った。。

 

 

 

 

 

ゴール地点へ送ってもらい、

ドロドロになって一番頑張った足元を見ながらボーーーッとする。。

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椅子に座って受付をしてもらったTさんの帰りを待つ。

 

外にはちょうどBループのラストのゲレンデが見える。。

下から急なロードを上がって来て、ゲレンデも駆け上がるコース。。苦しいながらも、安堵の表情に変わる瞬間が見れる特等席だ。。

 

制限まであと10分。。

 

ガラス一枚隔てて、

暑い中激坂で苦しくて

ゴール地点まで頑張って来た選手と、

諦めて涼しい場所に座っている自分とは違う次元だ。

 

なぜ俺はここに座ってるんだ。。

もっとできたんじゃないか?

もっともっと、登れたんじゃないか?

 

うーむ、、、

なかなか酷な特等席に座ったもんだ。。

 

 

 

アツい向こう側から、パッと手を振る人がいた。。

 

え?

だれだ??

( ゚ ω ゚ ) ! !

 

 

ザックと靴がお揃いの彼だった。。

 

 

頑張ったんだな。。

 

 

 

ここに座ってちゃダメだ。。

一から出直しだ。。

(´・ω・)。。

 

 

またいい勉強させてもらった。。

 

 

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