#2 インテリ先輩
街中は週末を迎え、
飲み歩く人、
早々と帰宅して家でゆっくりする人、
そんな人たちを横目に市街地を抜け
トレランの事を聞いた
先輩の家に向かう。
この先輩は仕事上の付き合いで月に何度か会う
年上だが腰も低く、周りの先輩方とは違う雰囲気で
オシャレで話も合うと私は勝手に思っている
付き合いやすい先輩だ。
自分とは真逆なインテリな雰囲気な人が
アウトドアってのも見てみたかった。
インテリ先輩を助手席に乗せ
言われるがままの道を進む。
街中の明るい道を抜け
うっそうとした森の細道を抜けると
車を停めた。
どうやらここで練習するらしい…
岡山市の東に位置する標高250mほどの小高い山。
週末にはたくさんの登山、
トレランの方々で賑わってるらしいかったが
初めての自分からすると、ただただ怖いだけ。。
車から降りインテリ先輩の知り合いの方々と挨拶を交わし
先日届いた、
モントレイル マウンテンマゾヒスト
( ↑ 型落ちセール品 (゚Д゚;))
に足を入れる。
インテリ先輩を始め、
周りの皆さんがランニングとは聞いてたものの
えらいオシャレで速そうに見える。
見た目から入る人もいるからな、
走ってみないとわらない。
自慢じゃないが、
私も週一ではあるがそれなりにスポーツもしている。
インテリ先輩もかなり前から走っているとは
聞いてはいたがインテリなイメージだし、
まぁ〜背中見ながら走るくらいは行けるでしょ!
いざスタート!!
暗い舗装路をヘッドライトが照らす、
落ちている木の枝が嫌いな蛇に見える…
舗装路を抜け、いざトレイルへ…
緩やかな登りの林道が続く
お…おぉ、、、 走りにくい、、、
緊張もあるのか、息がかなり上がってる。
周りの人は会話をしているのに、、、
林道を抜けると、岩場の登りだ。
これ走る場所じゃないじゃん…彡(-ω-;)彡
登山するところでしょ…と、思いながら
インテリ先輩達をライトで追ってみると
*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ マジかっっっ!!
速っっっ!!!背中すら見えないっっっ
あかん、インテリかと思ってたのに
こりゃ、スゴイ…ついて行けない…
ハァハァ、、、(;´Д`)
心拍上がってるの緊張じゃないじゃん、
ただ走れないだけじゃん。。
インテリ先輩…
走ってるとは聞いてたものの、
ハンパない…っす
インテリなイメージって
(;ω;*)ゴ・ゴメンナサイ
今日から、トレラン先輩だ!!