#76 再確認
早朝からいつもの山でトレイル補修作業を行った。。
走るのではなく、歩いて作業をする場所へ向かう。
経年劣化で崩れそうなった丸太橋の
丸太を丈夫な丸太へ交換するために。
歩くことで気づかされることも多い。
とかく早朝の山を歩くのは気持ちいい!
夕方、少し時間が空いたので以前途中までしか行けなかった
倉敷北部縦走コースに行ってみた。
前日の天気予報では雨だったが、
ピンポイント天気予報だと曇りに変わっていた。
曇り空の中、スタート地点に着いたのは16:30くらいだったか。。
雨がポツポツとしはじめたが、
曇り予報とのことなので上がるだろうとスタートした。
ザックには、シェル、ヘッドライトも入れて。。
トレッキングのイベントなども行われているようで
程よく整備されたトレイルは走りやすく迷うこともない。
途中にある池の水面を見ると、そこそこ雨が降っていることに気づく。
順調に前回引き返した場所を過ぎ
踏み込んだことのないルートにワクワクしていた。
途中分岐があり、縦走ルートとは外れるが山頂へと続く道があった。
とりあえず縦走ルートを進んだ。。
ある程度進むと次のピークまで50分との立て看板が目に入った。
歩きで50分、、走ると、、
登りを考えると半分と思った方がいいかな。。
時刻は17時を回ったくらい。。
行けなくはないが、陽のあるうちにスタート地点へ帰りたい。。
残念だがここで引き返そう。。
途中の分岐にあった山の頂上でも見て帰ろうと。。
来た道を帰る、、雨で枯葉も滑る、岩も、根も。。
気をつけながら分岐まで戻り、縦走ルートを外れ頂上を目指す。
取り付きはちゃんとしたトレイルだが、すぐ先に道はなく
赤いテープを目印に登っていく。。
なかなか楽しい!
細かな分岐も気にはなるがとりあえず山頂だ!
少し進むと、鉄塔がそびえる広場に出た。
山の中によくある風景。。
赤いテープは鉄塔をくぐった先の林に続いている。。
足早に林に入る。そこは、保安林というのか災害防止林というのか等間隔に木が植えられている区間で赤いテープを探しながら登っていかないと道がよくわからない。ルートから外れていることもあってかテープがないと踏み跡すらわからないところもある。
テープを見ながら木々の間を抜けて登っていると、
ザァーーーという音に気づく。雨脚が強くなってきた。
木に遮られ自身にはそこまで雨が当たらないので気付かなかった。
立ち止まり辺りを見回す。。
陽も傾きかけ、高い木に囲まれ思いの外薄暗い。。
ふと不安がよぎりヘッドライトを取り出し頭につけた。
あとどのくらいで頂上だろうか。。
そこまで標高がないのはわかるのだが。。
暗くなる前に帰れるか?
足元は大丈夫か?
雨が降り、暗く見通しが悪い中赤いテープは探せるか?
いくら低山とはいえ。。しかし、あと少しで頂上かも。。
いや、、、
下ろう。。
足早に下り始める。
今まで赤いテープを目印に登った経験があまりない自分にとって
下りながら赤いテープを探すのはなかなか大変だった。
登りに比べ目線がテープに行かないのでゆっくりと確認しながら下るしかない。足元も悪いので余計に時間が掛かる。
等間隔に並ぶ林はどれを見てもルートに見えてくる。
鉄塔をくぐり先へ進む。
行きがけに見えた細かな分岐も薄暗くなると迷いそうになる。
道が開け縦走ルートに出てきた。
正直ホッとした。。
来た道を戻りだすとまた雨脚が強くなってきたので
滑らないように注意しながら急いだ。。
車に戻り着替えようと服を脱ぐとかなり濡れていた、、
ロングパンツも帽子も。。
防水加工の服に囲まれ、気持ち悪さはまったくないが
こんなに濡れるほど雨が降っていたのかと脱ぐときに気づかされた。。
少し怖い思いをしてトレイルに入る自身の行動をよく考えないとダメだと感じた。
標高300mにも満たない低山。
名の知れたルート。
整備されたトレイル。
少しの合間の単独練習。
よくあるこんな環境。。
ちゃんとした装備とルート確認など下準備を忘れずに。。
と、再確認した日でした。
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