#97 キミハウゴクカ、スベルノカ、、
先日行った夏山沢登り登山。。
初体験で楽しくも、ほんの少し岩登りを体験し怖い思いも、、、
沢を登りだして最初の岩登りに到着し
案内をしてくれている方が颯爽と登る。
そんな登りをするとは予想していなくて、心構えがなく面食らった、、
水が流れている岩肌の両脇にせり出した岩に、
大の字に手足を伸ばし蜘蛛のごとく登る。。
もちろん手足をかける岩も濡れていて滑る、、
ほんの少しの窪みに足をかけ体重をかけるが、案の定滑る、、
足親指付近を靴のソールも意識して岩肌に足を食い込ませる。
それと同時に反対側へも足をやり、手をかける。。
両手、両端に力を込めて突っ張ることで安定させ、片側へ力を寄せて反対側を数センチ上へ移動する。。それの繰り返し。。
下から見た感じではそんなに高さは感じないし、落ちたところで水の中、、だが、いざ登り始めると怖い。。
なんとか登りきる。。開脚を存分にした股関節が痛い。。
見たことの無い景色に圧倒されながら、遅れないようについて行く。
前の人を見ながらついて行くと同じ岩を踏む。。すると、前の人は滑らなかったり、動かないのに自分が踏むと滑ったり、グラッとしたり。。。
次の岩登りポイントへ、、濡れた岩壁を登って行く。。
さっきよりも高い。。まさにボルダリング。。
前の人が登る様を見てルートを覚える、、が、、
全てを信じると痛い目にあいそうで、一つ一つ確認して進む。。
手の指をほんの少しの岩の隙間へ差し込み体重をかける。。
キミハウゴクノカ?
足を窪みに乗せ
キミハスベルノカ?
それの繰り返し。。
手をいっぱいに広げ岩を掴む、外してくればいいのにいつもつけている指輪が指輪が岩と擦れギリギリと聞いてくる。。
ホントに大丈夫か?動かないか?
ボルダリングって怖いんだな。。
っていうか、岩肌をザイルを使って登ったり、映画で見たような凍てついた氷の岩壁を登るのはもっともっとすごいんだろうなと。。
想像を絶する。。
登り終えると、案内をしてくれている方が話してくれた。。
怖かったり、危険だな、、と思う岩や壁を登っている時は落ちたりはなかなかないこと。一番危ないのは登り切った後にフゥ〜と気を抜いた瞬間よ。。 わかる気がする。。
岩をつかんだりの感覚に慣れてきたと感じ、
手足もいつもとは違う筋肉を使い疲労感が出てきた。
周りの木々も段々と低くなり山頂が近くなってきたかな?
もう水には浸からないかな?と思っていた頃に到着した登り。
膝上まで心地よい水に浸かりながらのアプローチ。
例のごとく岩は水に濡れ全てが滑らかで指も足もかかりそうにない。。
先に行く人を見ていても同じ箇所しか通ってないので、そこしかないのだろう。。
指をかけ力を込める。
上からは
『左足はもう少し上の窪みにかけてごらん。』
の声が聞こえてくる。ホントだ少しだが窪みがある。
恐る恐る次の窪みに指をかけ、足をかけ。。
最後はみんなが登っていたように右に登ったら終わり、、
なのだが、右側にヒョイっと登る最後の力が出ないというか足場が安定しないというか、、怖い、、いけれない。。あと少しなのに、、
『これ、左から登っていいですか?』
『全然大丈夫よ!行ける方から行けば!』
左のルートは小枝に遮られてはいるが、登れないことはない。。
むしろ体勢的には左のほうが楽。。
蜘蛛の巣が見えたのでそれは取りたい。。
力を抜けれる方の手で小枝をつかみ蜘蛛の巣をはらう。。
フゥ〜
ようやく脱出、、と思った瞬間、、
ザザガッッッ
自分ではどうなったかはわからないが、
落ちた。。
必死で体を支える。。
ググッツウゥ。。
一瞬頭が真っ白。。
『大丈夫?』
の声が聞こえる。。
落ち着いて自分の状況を確認する。。
てか、落ち着いてみるとたいして落ちてない。。
落ち着いて岩肌に手をかけ体を上へとやる。。
登り切った。。
所々スリ傷や打撲っぽくなっていたのをみて怖くなった。。
自分では数メートル落ちたような感覚ではあったが、
実際2m位の高さの登りなので数メートルも落ちれないのだが、、
怖かった。。
気を抜くと危ない。。
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