おかトレ。

晴れの国岡山でトレイルランニング始めてみました!

特等席

第3回 ひろしま恐羅漢トレイル

 

Bループに突入!!

 

緩やかな、ハイキングで来たら楽しそうなトレイルを進む。

 

足はダルいが走れないこともない。。

 

手にはバナナを握りしめて先を急ぐ。。

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持って走るのは邪魔だったが、、

固形物がよかった。。

 

気温は上がっているだろうが、

森の中はそこまで暑く感じない。。

 

さて、次の難所はどこだ?

ポケットに手をやりコース図を出そうとした、、

 

 

あ。。(゚Д゚;)

 

 

入れ替えるの忘れた…(´-ω-`;)ゞポリポリ

 

1枚ずつラミネートしてドロップバックに

入れておいたのがまずかったか。。

通過予定時間の目標が。。

 

頑張って走るしかない。。

 

覚えていたのは、

最初のウォータステーションが

12:30だったような。。

10kmもなかったと思うので大丈夫か。。

 

とりあえず頑張ろう!

 

トレイルを抜け、お約束の林道だ。。

バナナを口に運びながら進む。。

 

遮るものがないとなかなか暑いな。。

 

 

アツい。。

 

バナナ、、

モウイラネ…

 

水。。

 

 

( ゚ ω ゚ ) ! !

疲れているのに、、

危険センサーは敏感だ、、

 

ヘビだ。。((((;´・ω・`)))ガクガクブルブル…

 

どこかで出会うだろうとは思っていたが…

めちゃくちゃ苦手だ。。

 

ジャンプして超えるか、、

いや、、怖い。。

 

遠目からの投石で、

草むらへ消えていってくれた。。

 

バナナを握り直し、

いざ恐羅漢山へ!

 

登山ルートを示す看板に山頂60分と書いてあった。

なかなかの山だな。。

頑張ろう。。

 

登る、、が、足が痛くてペースが上がらない。。

いや痛いのはあたりまえ。。

皆同じだ。。

登れ。。

苦しそうな人を抜いたり、抜かれたり。。

こんなんじゃダメだ。。

 

しかし、5分ほど登っては立ち止まってしまう。。

いかんぞ、、こんなに登れないもんか。。

 

くそっっっ

 

後ろから、元気な足取りで選手が来る。

端により道を譲る。。

『あ!同じ靴ですね!』

ハッと、、見上げて、、

「ホントですね。。」

苦しくてしかめっ面だったかもしれない。。

ここくらいは笑顔で行きたい。。

「ザックも同じですね!」

『あ!ホントだ!!頑張りましょう!!』

 

太陽に照らされ好青年に見えた彼は足早に消えて行った。。

 

 

苦しい時間が続く。。

湧き水からコップで水を汲み首元にかけているおっちゃん。。

そりゃ暑いしキツいよな。。

横目で見ながら追い抜いて上がる。。

 

 

少し上がると、女性ランナーが苦しそうにしていた。。

『胃をやられてキツいんですよね…』

「頑張りましょう!」

 

と声をかけ登る。。

 

少し登ると同じように座っている男性選手も。。

『胃をやられて。。こんなはずじゃなっかたのに。。』

 

 

少し会話をして、登る。。

 

 

 

 

後ろの方から元気な声が近づいて来る。。

 

後ろを振り返ってみると、

アフロランナーのSさんが登って来ている!

『Cループのスイーパーなんですよ!』

『さぁ〜行きましょう!時間的には全然大丈夫ですよ!』

 

と、元気に登っている。。

 

すごい。。

さすがアフロでUTMFを完走するランナーだ。。

 

会話を交わして気を紛らわせてもらいながら登る。。

 

 

ようやく山頂!

Sさんは元気に動画を撮っている。。

 

私もカメラは持っていたのに

Bループに入ってほぼ撮っていなかった。。

 

 

”ここ撮ったらかっこいいかな?

いい景色だな!

とか、思わない?

俺はそう思うから撮るんだ。。

それが気持ちの切り替えになるんだよね。。”

 

トレラン先輩言ってたな。。 

 

 

 

山頂からは、歩行区間が800mほど続く。

Sさんと会話をしながら歩いていく。。

急ぎたいけど、歩くと意外に長い。。

 

ようやく歩行区間が終わった。

恐羅漢山山頂。

 

時計に目をやると、12時くらいだったか。。

 

あと少しとは聞いていたが、

次のエイドまで間に合うのか?

 

不安になって走り出す。。

 

 

ぐんぐん下りを飛ばす!

 

けっこうな下りだ。。

 

滑りそうだが、、関係ない!

 

 こんなところで関門にかかるわけにはいかない。。

 

この日一番の走りじゃないだろうかと思うほど。。

 

こんなに走れる力が残ってたのか。。

 

ちらちら時計に目をやりながら、、

 

 

遠くに声が聞こえる。。

 

あと少し!

 

 

が、あと少しが遠い。。

 

トレイルを抜けロードへ、、

 

少しいくと疲れ切った顔で座り込む選手の姿が目に飛び込む。

 

ウォターステーションへ到着。。

 

関門10分前だった。。

 

出発時刻が制限のはずなので急いで水を補給する。

 

 

屈伸を数回繰り返し5分ほどで出発。。

 

座っていた人の大半はここでリタイヤするようだった。。

 

 

 

さぁ〜2つ目の山だ。

Bループは大きく言えば3つの山を越えればいいのは覚えていた。

あと2つ。。

 

ガレ場の登山道へ分け入っていく。。

 

さっきの下りの勢いはどこえやら、、

やはり登りはキツい。。

 

登りがきついのはあたりまえ。。

この登りはずっと続くわけじゃない。。

 

。。(´・ω・`)

 

俺、ゴールするんだ。。

 

 

さっきのエイドが関門ギリギリ、、

次の関門はメイン会場のあるゴール地点が16:30だと聞いた。。

次のエイドから、最後は何kmあるんだろう、、

携帯で確認しようにも、電波が悪い。。

 

ざっと考えても、次のエイドまで10km弱、、

その次も10km弱、、

 

次のエイドからメイン会場まで2時間はかかるか、、

 

そうするとここから次のエイドまでも2時間、、

いや、2時間以内でいかないとなかなかキツいな。。

 

?。。あってるのか。。

 

苦しいさを紛らわそうと考えるとよくわからなくなる。。

 

とりあえず進め。。

 

さっきのエイドがギリギリだったからもう越されることはないのかな。。?

 

と思っていると、一人のおっちゃんに抜かれた。。

 

 

くぅ、、おっちゃんすごいな、、

少し登ると沢の水をコップで汲んで首からかけてた、、

 

思わず僕も水に手をつける。。

 

「気持ちいいですね」

『コップ使うかい?』

「大丈夫です。ありがとうございます。そう言えば先ほどもかけてましたよね」

『体が暑くてやれんよね。。掛けながら行かんと。。』

 

おっちゃん、、苦しいながらも、いい顔してたな。

 

 

先を急いだ。。

 

 

急いだって言葉に書くほどのスピードではない。。

ゆっくりゆっくり、、

何人か越す。。

 

 

気づけばBループに出てからバナナ数個しか食べていなかった。

 

 

暑いんだか、寒いんだか、、

喉が乾いてんだか、乾いてないのか、、

お腹も空いてないような。。

 

周りの木々が低くなって来る。。

 

頂上だ。。

 

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スタッフの方にあとは下るだけですかね?と聞くと、、

 

『下りだけじゃないかな、、

下って、登って。下って、登って、、ガーーっと下るかな。。』

 

わかりやすい。。

 

よし!行こう!

14:30にはつきたいしな。。

 

下りはそこまではスピードは出ないが走れないことはない。。

下りで何人か越しては、登りで抜かれるを繰り返す。。

 

アフロSさんが追いついて来た。

『ペーサー来ましたよ〜』

 

先ほどのウォーターステーションまではペーサーで引っ張ってもらって、、いなかったら間に合っていなかったかも。。

ここでも食らいつきたかったが、、

 

 

登りで追いつけず。。

 

 

登りになると立ち止まってしまう。。

苦しい。。

こんなもんか。。

 

 

切り立った下りに出る、、

少し下ると両足太ももが悲鳴を上げ始める。。

 

先ほどまでは下りではそこそこ走れてたのに。。

 

何度か抜いたり、抜かれたりを繰り返して何度かお話をしていた小さな金髪アフロさんに尋ねた。。

 

「どのくらい下るんですかね?」

『あと3kmくらいはあると思うよ。。

この時間だと、次に関門厳しいかもね。。僕は次で、、、』

 

時計に目をやると14:30くらいだったか。。

もうエイドにいないとダメな時間だった。。

( 。-ω-)-ω-)-ω-) シーン・・・

 

急ごう。。

『頑張って!!』

の掛け声をもらって走り始めた。。

 

が、走れん。。

 

フトモモイテェ…(ノω<;)…

 

急な下りでブレーキかけ過ぎなんだろうな。。

今更か。。

 

くそっっっ

 

 

いつまで続くのだ?まだか?

と2、3度思ったか、、

時間的に焦ってるからか。。

 

ようやくロードに出た。。

後ろから同じように下って来たランナーさんと

「ようやく出ましたね、、」と、、

 

走って下りたいが、ガクガクして思うように進めない。。

 

トボトボ歩いていると

苦しそうな顔した選手が前方からやって来た。。

 

?どうした?

 

ロードを1kmほど下るとエイド。。

そこから折り返して向かいの山へ入っていくコースだそうな。。

よく見るとはるか向こうにも選手が見える。。

 

あそこまで行くのか。。

 

。。。

 

Σ(´□` ) ハゥ…

マタ蛇ダ…

 

 

エイドには数名の選手がリタイヤをしていた。。

時刻にして15時。。

あと10km。。1山半。。

残り90分。。

今の足、、いや、今の精神力では無理。。

スイーパーのアフロSさんもかなり前に出たようで。。

 

私はリタイヤを決めた。

 

この時点ではあまりにもできなさ過ぎて悔しさすらなく、

今の実力では到底無理だ。。なと。。

 

 

足の痛みで座ったりもできずに

顔を洗ったりウロウロしていると、

 

首に水をかけてたおっちゃんが頭から水をかぶって

確かな足取りでゴール地点へと向かって行った。。

 

 

 

 

 

ゴール地点へ送ってもらい、

ドロドロになって一番頑張った足元を見ながらボーーーッとする。。

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椅子に座って受付をしてもらったTさんの帰りを待つ。

 

外にはちょうどBループのラストのゲレンデが見える。。

下から急なロードを上がって来て、ゲレンデも駆け上がるコース。。苦しいながらも、安堵の表情に変わる瞬間が見れる特等席だ。。

 

制限まであと10分。。

 

ガラス一枚隔てて、暑い中激坂で苦しくてでもゴール地点まで頑張って来た選手と、諦めて涼しい場所に座っている自分とは違う次元だ。

なぜ俺はここに座ってるんだ。。

もっとできたんじゃないか?

もっともっと、登れたんじゃないか?

 

うーむ、、、

なかなか酷な特等席に座ったもんだ。。

 

 

 

アツい向こう側から、パッと手を振る人がいた。。

 

え?

だれだ??

( ゚ ω ゚ ) ! !

 

ザックと靴がお揃いの彼だった。。

 

頑張ったんだな。。

 

 

 

ここに座ってちゃダメだ。。

一から出直しだ。。

(´・ω・)。。

 

 

またいい勉強させてもらった。。

 

 

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