#88 あの顔。
”走るのが好きか？”
と聞かれると。。。
答えは ”No”。。。
少なからずマラソン大会やらトレイルの大会に出ていると走るのが好きと思われるが、、
”好き”ではない。。
よく諸先輩方のブログで見かける。
”次はエントリーしないぞと言いながら、またエントリーした。”
”キツいのがわかっているのに、なんで走ってるんだろう”
などなど、、
少しだけわかる気がする今日この頃。。。
その達成感は、走りきった人しかわからない。
特にトレイルの大会はその通りだと思う。
なぜ大会に出るのか、、
なぜ出たい大会があって、ワクワクするのか。。
キツいのにだ。。
そして、その抽選に漏れた、、
いや、抽選権をも得られなかったか、、
なぜヤル気がなくなるのか、、
走るのなんか一人で走ってればいいのに、、
仕事の調整もして、家庭の調整もして、
お金まで払って、制限時間に追い立てられ、キツい思いして。。
”なぜだ。。。”
しかし１つだけわかるのはゴールした時の顔。
いい顔してんだ、、レース途中に仲間から送られてくる写真もいい顔してんだ。
いい歳したおっさん達がいい顔してんだ。
なかなかできんよ、、あんな顔は。。。
ビッグレースを控えたトレラン先輩が、
一人でキッツイ練習してるのを見て、聞いて、、
あの人でも走ってる時キツいんだ。。。走りたくなくなるんだ。。
でも、キツい練習なのにその顔はいい顔してんだ。。
その顔に自分もなりたいのかな？
そんな顔してるのかな？
”なんだろう。。。”
自分がこれなら完走できそう！楽しく走れそう！
って感じの大会に出て、満足して僕トレランやってます！って顔してないか？
”それは、イイ顔か？！”
決してロングレースでゴールしたからえらいとかではない。。
有名なレースを完走したからえらいとかでもない。。
自分が頑張った、挑戦した、昨日の自分を超える戦い、すなわち超戦した。
だからあの顔が生まれるのか？
”自分は頑張ったのか？”
ハセツネエントリーできなかった。。
はぁ〜もういいかぁ〜
”でいいのか？？”
レースが全てではないし、自分がレースの上位に入りたいとかではない。。
何のためのレース、、、
あの顔か。。。
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